工事用モノレール施工

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工事用モノレール工事

全国を現場に工事用モノレールを施工する専門職
急傾斜の土木工事をサポートします!

工事用モノレールの設置工事・撤去工事を行っています。専門的な工事ということもあり、施工現場は静岡県内にとどまらず全国各地にあります。
山林等、何百キロという工事機材を搬入出を工事用のモノレールでサポートします。
設置作業を開始する前に現地調査や伐採を行ない、ルートを確保したうえで、熟練の現場作業員が足場の組立から丁寧に施工いたします。どのような状況の現場でも安全に資材を運搬できるよう、高品質のモノレールを設置します。また、すべての工事が終了した後の撤去作業も一貫して請け負います。

※工事用モノレールに関しては見積もりは受けていません。設置工事のみ受けております。

工事用モノレール導入の
メリット
  • 用地等の制限が少ない
  • 無人走行が可能
  • 地理条件を問わず急斜面でも敷設できる
  • 簡単な操作で動かすことができる
  • 乗用台車を付ければ人も運べる
  • 特に山中や高所、悪路などでの運搬手段として力を発揮

工事用モノレール工事の
特徴

色々な工事用
モノレール工事

工事の流れ

1.事前準備

①作業現場の確認傾斜度や地形・地盤の状態、モノレール設置予定箇所(起点・終点)の状態等を事前に確認します。安全に作業をするうえでとても重要な工程です。
モノレールは比較的自由に設置できるイメージがありますが、実際は支柱を十分に固定できるかできないか、レールの設置角度(水平・垂直)が現地状況で許容できるか、分岐レールの設置が可能かなどの制限がいくつかあります。

②必要書類の確認③使用する資材・工具の確認

2.設置前

①作業前の打ち合わせ作業の方法や天気を含め状況の整理、工程や部材の数量を確認します。
②作業準備③資材搬入・仮置き仮置きの場所は通行人等に接触することがない位置を選定し、もし 接触する可能性がある場合は立て看板や柵等を設け注意を促します。
④環境整備工具の点検や伐採作業などを行ない、設置作業がスムーズに進むよう環境を整えます。

3.施工

◎仮組み作業からスタート!

①起点部の設置から主支柱、レールの取り付け

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②主支柱の打ち込み

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③動力車・台車の取り付け

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④資材運搬

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手作業での部材設置が完了したら、レール敷設工事用作業車 (EW)を用いて部材を打ち込んでいきます。

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油圧ハンマーを用いて、主支柱となる単管パイプを地面におよそ20~80㎝程打ち込んでいきます。
油圧ハンマーは約15㎏と見た目以上に重いですが、写真のような専用の機械を用いることで、少ない力で安全に作業を遂行することができます。

⑤補助支柱の取り付け

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続いて、専用の工具を用いてレールの高さと角度を調整します。
モノレールの転倒を防止し、安定して走行するために重要な作業です。

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その後、適当箇所に穴をあけ、専用のドライバーを用いて架台とレールをネジで止めていきます。しっかりと固定されたのを確認したらレール部分の設置は完了です。今回は2tモノレールの施工のため片サイドのみの設置でしたが、3tモノレールの場合は両サイドに設置していきます。

⑥終点部の設置
⑦ストッパーの取り付け

4.設置後

①最終点検
②試運転
③完了

ざっくりとした説明にはなりますが、上記のような作業手順で工事用モノレールを設置していきます。

山間部などの足場が悪い現場が主なため、事前の確認から施工後の撤去作業まで緊張感のある現場にはなります。
しかしながら、集中して作業を行なう分、安全かつ確実に大きな重機等を目的地まで運搬できた際のやりがいはとても大きいです。

5.撤去

モノレールを使用する作業が完了したら、すべて撤去して工事完了となります。
設置した部材を工具を用いて1つずつ手作業で引き抜いていきます。レール敷設工事用作業車(EW)を用いて深く打ち込んだ主支柱を抜くのは見た目以上に大変な作業です。
かなり体力のいる作業ですが、慣れればあまり力を入れずスピーディーに作業を進められるようになります。

弊社では設置から撤去まで安全に作業を遂行するため、作業員への安全帯(墜落制止用器具)の装備やモノレールの荷台乗車時に独自のハシゴを用いるなど、万が一にも事故が起こらないよう安全対策を徹底しています。

弊社の現場は、高所や急斜面といった足場の悪い厳しい条件の場所であることが多いため、今後も念には念を入れて安全第一で施工をしてまいります。