こんにちは！静岡県静岡市を主軸として、土木工事業に勤しんでおります建設業者の大夢建設工業株式会社です。
工事用モノレール作業員が活躍する法面工事とは、一体どのようなものなのでしょうか。
そこで今回は、工事用モノレール作業員が活躍する法面工事について解説いたします。
工事用モノレールの施工を検討中であれば、ぜひ参考にしてみてください。
法面とは
法面(のりめん)とは、盛土もしくは切土によりつくられた人工的傾斜面のことです。
地山のままの状態の自然斜面とは区別して用いられる点が特徴です。
また法面には、切土法面と盛土法面とがあります。
法面の傾斜は、切土や盛土が崩壊しないよう考慮する必要があり、土質や岩質等により安定勾配が算出されます。
そして法面の斜面長は、高さに対する安定勾配により決定するのです。
安定度を考慮して、冗長にならないために適宜小段(犬走り)が設置されます。
法面工事とは
法面工事は、人工的傾斜面や自然斜面が崩壊・落石しないように、保護や強化、安定化を図る工事です。
植生工や構造物工、排水工の3種類が、法面工事の種類です。
法面表層部の保護・安定化を図る工事が植生工となります。
植生工は、植物の種子や肥料、水などを練り混ぜた基材を撒くこと、あるいは苗木を植えて植物を繁殖させることにより行われます。
続く構造物工は、モルタル・コンクリートや板柵、籠などを用いて、法面の保護・強化・安定化を試みる工事です。
また排水工は、法面の風化や浸食、崩壊の要因となり得る降雨などの地表水や浸透水の排水を行う工事です。
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