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大夢建設工業の安全管理と技術力

はじめに

モノレール建設は、都市交通の要となる重要なインフラ工事です。高架上での作業が多く、一般的な建設工事以上に安全管理が求められる分野でもあります。大夢建設工業株式会社では、創業以来培ってきた技術力と徹底した安全管理体制により、全国各地でモノレール建設プロジェクトを成功に導いてきました。

安全第一の現場運営

日常の安全管理体制

私たちの現場では、作業開始前に必ず全作業員参加の安全ミーティングを実施しています。その日の作業内容、気象条件、危険予知活動(KY活動)を共有し、全員が同じ認識を持って作業に臨みます。

安全管理の基本原則:

  • 作業開始前の安全確認(TBM-ツールボックスミーティング)
  • 適切な保護具の着用徹底
  • 作業エリアの立入制限と標示
  • 定期的な安全パトロール実施

高所作業における安全対策

モノレール建設では、地上10メートル以上の高所での作業が日常的に発生します。当社では以下の安全対策を徹底しています:

  1. フルハーネス型安全帯の完全装着
    • 墜落制止用器具の点検・管理
    • 親綱の設置と二丁掛けの徹底
  2. 作業床の設置
    • 安全な足場の確保
    • 手すりの設置と点検
  3. 気象条件による作業制限
    • 風速10m/s以上での高所作業中止
    • 雷雨時の即座避難体制

重機械の安全運用

モノレール建設では、クレーン車やコンクリートポンプ車など大型重機械を使用します。これらの機械の安全運用は現場全体の安全に直結します。

重機械安全管理のポイント:

  • 日常点検の確実な実施
  • 有資格者による操作の徹底
  • 重機械周辺の立入禁止区域設定
  • 合図者の配置と連携確認

技術力の源泉

設計から施工まで一貫した技術体制

大夢建設工業の強みは、設計段階から施工完了まで一貫した技術サポート体制にあります。設計チームと現場技術者が密に連携することで、図面上では見えない課題も事前に発見・解決できます。

技術体制の特徴:

  • 構造設計技術者による現場サポート
  • 施工管理技術者の配置(1級土木施工管理技士在籍)
  • 品質管理技術者による品質確保
  • 安全管理技術者による安全指導

最新技術の導入

3D測量技術の活用

従来の測量に加え、3Dレーザースキャナーやドローンを活用した測量技術を導入しています。これにより、従来では困難だった複雑な地形での精密な測量が可能となり、設計精度の向上と工期短縮を実現しています。

BIM/CIMの活用

建設情報モデリング(BIM/CIM)を活用することで、設計段階での干渉チェックや施工シミュレーションが可能となりました。これにより、施工中の問題発生を大幅に削減できています。

品質管理技術

コンクリート品質管理

モノレール構造物の耐久性を左右するコンクリートの品質管理には特に力を入れています。

品質管理の取り組み:

  • 配合設計の最適化
  • 打設時の品質確認(スランプ試験、圧縮強度試験)
  • 養生管理の徹底
  • 非破壊検査による品質確認

溶接品質管理

鋼製部材の溶接品質は構造物の安全性に直結します。有資格溶接工による施工と厳格な検査体制により、高品質な溶接を実現しています。

継続的な技術向上への取り組み

技術者教育システム

当社では、技術者の継続的なスキルアップを支援する教育システムを構築しています。

教育プログラム:

  • 新入社員技術研修(6ヶ月間)
  • 資格取得支援制度
  • 社内技術発表会(年4回)
  • 外部研修への参加支援

技術開発への投資

より安全で効率的な施工方法の開発に向け、継続的な技術開発投資を行っています。

技術開発の成果例:

  • 騒音低減工法の開発
  • 作業効率向上のための治具開発
  • 環境負荷軽減技術の導入

安全実績と評価

安全成績

過去5年間の安全成績:

  • 労働災害発生率:業界平均の1/3以下
  • 無災害記録:最長連続1,200日
  • 安全表彰受賞歴:国土交通省安全表彰3回受賞

品質評価

完成したモノレール構造物の品質評価においても高い評価を得ています:

  • 構造物品質評価:優秀評価95%以上
  • 顧客満足度:98%以上
  • 施工不良発生率:0.01%以下

地域社会への貢献

地域との連携

モノレール建設は地域の重要なインフラ整備です。工事期間中は地域住民の皆様にご不便をおかけすることもありますが、積極的なコミュニケーションを心がけています。

地域連携の取り組み:

  • 工事説明会の開催
  • 騒音・振動対策の実施
  • 工事進捗状況の定期報告
  • 地域清掃活動への参加

環境保護への配慮

建設工事が環境に与える影響を最小限に抑えるため、様々な環境保護対策を実施しています。

環境保護対策:

  • 排出ガス対策型建設機械の使用
  • 廃棄物の適正処理とリサイクル
  • 騒音・振動の監視と対策
  • 粉塵飛散防止対策

未来への展望

次世代技術への取り組み

AI やIoT技術を活用した次世代の建設技術導入に向けた研究開発を進めています。

研究開発テーマ:

  • AIによる施工管理システム
  • IoTを活用した品質監視システム
  • 自動化技術の導入検討

持続可能な発展

SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、環境負荷の少ない施工技術の開発と普及に取り組んでいます。

まとめ

大夢建設工業株式会社は、安全管理と技術力を両輪として、高品質なモノレール建設を実現しています。私たちの技術と経験は、単なる構造物の建設にとどまらず、地域社会の発展と人々の豊かな生活の実現に貢献しています。

今後も技術革新を続け、より安全で効率的な施工技術の開発に取り組んでまいります。モノレール建設のプロフェッショナルとして、社会インフラの発展に貢献し続けることが私たちの使命です。

安全で確実な技術力により、お客様から信頼される企業であり続けるため、全社員一丸となって取り組んでまいります。

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